Notes版文書管理システム「ISOマネジメントPRO.notes(AMRI)」の主な機能をご紹介します

Automatic Management Review & Improvement :AMRI

  支援機能  <主な機能概要>

「ISOマネジメントPRO.notes」は、1998年の開発当初からISO9000の改定動向を見越し、マネジメントサイクルの基本であるPDCAサイクルを効果的に支援する仕組みを実現してまいりました。
その結果、現行のISO9001:2015の要求事項に対する支援機能に関し、お客様からは他社ソフトウェアの追随を許さない完成度との評価を頂いております。


①方針管理モジュール
   年度別の全社品質方針/目標、部門別の目標設定管理及び達成状況の管理が可能であり、ISO9001:2015「5.2 方針」「6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定」等の要求事項に対応します。また、この品質方針に基づく経営者レビュー及び部門レビュー(一次レビュー)に関する年度計画の管理が可能であり、目標達成状況等をマネジメントレビュー議題として登録できます。その結果、マネジメントシステムの継続的改善をより確実なものにします。

②文書管理モジュール
   ISO9001:2015「7.5 文書した情報」等の要求に対応する品質マニュアル等の文書管理を行う機能です。新規登録申請~承認登録、改訂起案~承認登録、廃棄起案~承認廃棄の一連処理を支援するワークフロー機能を有しており、最新原本の管理、改訂記録、廃棄記録等の一元的管理が実施できます。
【ISOマネジメントPRO.notes for Domino R5以降の新機能】
■ 多彩なワークフロー機能
   ●並列審査、直列審査を任意に組み合わせ
   ●代理承認機能の追加
■ 文書登録作業を簡便化
   ●文書番号の自動採番機能の追加
   ●文書発行日の指定(指定日到来時点での文書自動発行機能)
■ 運用面の機能アップ
   ●紙出力した際に管理/非管理の識別印字が可能
   ●文書の閲覧権限を任意に制限
   ●配布文書の受領履歴確認機能

③顧客管理モジュール
   ISO9001:2015「10.2 不適合及び是正処置」等の要求事項に対応し、顧客の基本情報管理とクレーム管理を支援する機能です。支援機能の内容としては、顧客及び外部からのクレーム発生から対応・処置までの一連処理の支援機能と、是正処置及び予防処置への展開を効果的に支援します。
   もう一つの支援機能として、予め設定した顧客満足度の評価時期や方法等のルールに基づき、顧客満足度の評価及び定期的な見直しが可能となります。

④環境影響評価モジュール(ISO14001:2015への対応機能)
   第一の機能として、著しい環境面の特定及び環境方針の策定までの一連の流れを支援します。著しい環境側面の特定には、業務プロセスの分析、環境側面の抽出、評価方法の確立、環境影響評価、規定範囲外の評価結果、著しい環境側面の特定、環境方針の策定があり、一連の流れを効率的に支援します。
   第二の機能として、環境方針に基づき、環境目的、目標設定及び環境マネジメントプログラム策定までの一連の流れを支援します。環境目的・目標設定は、著しい環境側面、環境方針に基づき、環境目的・目標の設定、環境マネジメントプログラムの作成、達成度評価に基づく改善処置と次期計画策定の一連の流れを効率的に支援します。
   これらの結果はマネジメントレビュー機能に議題として登録でき、PDCAサイクルを効果的に支援することができます。

⑤購買管理モジュール
   ISO9001:2015「8 運用」の要求事項に対応し、供給者の登録及び契約書文書の登録管理が可能です。登録に当たっては、申請~承認までのワークフローが確立されています。登録された取引業者に対して業者購入品評価チェックリストの作成ができ、その評価リストに対する結果入力及びその記録管理が可能です。評価の結果としては、合格、条件付合格、取引停止のレベルがあり、合格以外の取引先については是正処置のワークフローが実施されます。供給者の状況はマネジメントレビュー議題としての登録ができ、PDCAサイクルを効果的に支援することができます。

⑥内部監査モジュール
   現行の機能は、内部監査の年度計画作成機能、実施計画作成及び監査用チェックリストの作成機能、並びに監査結果の入力機能があります。内部監査の結果、不適合が発見された場合には、是正処置(是正計画→是正実施→是正処置結果報告→是正処置結果の確認)ワークフローへの展開が行われます。最終的には内部監査報告書が作成され、マネジメントレビュー議題としての登録できます。その結果、内部監査のPDCAサイクルを効果的に支援することができます。
   特徴的な機能としては、監査用チェックリストの作成時点にて、監査項目を不適合事例(過去のコンサル実績から集大成した情報)及び過去の監査実績から参照でき、内部監査の有効性を高めることができます。さらに、監査項目及び不適合情報の蓄積が可能であり、品質システムの継続的改善に貢献することができます。
   今までに述べた内部監査に関わる一連の情報は全て体系的に記録され、サーベイランス実施前等の準備作業を大幅に削減できます。

⑦ISMS管理モジュール
   ISO/IEC27001では、情報セキュリティマネジメントシステムの方向性を決定し、情報資産に対する分析・評価を行い、具体的な管理策に応じてシステムを運用することが要求されています。
   ISOマネジメントPRO.notesのISMS管理モジュールでは、以下の一連の流れについて効果的に支援いたします。
■組織の基本方針・目標の設定
   適用範囲や規制要求事項を考慮し、組織の基本方針及び目標を設定します。
■リスクアセスメント
   情報資産を識別し、適切なシステム運用が可能となるように、情報資産の洗い出しを行い、それぞれの情報資産について重要度、資産価値などを分析・評価します。
■詳細管理策の選定
   リスクアセスメントを実施した結果に基づき組織で対応しなければならない管理策を選定します。
■適用宣言書の作成
   適用範囲やリスクアセスメントの結果、詳細管理策への対応結果などを記載した適用宣言書を作成します。

⑧基本共通モジュール
■ マネジメントレビュー機能
   ISOマネジメント規格要求事項に対応する各支援機能から登録された議題に基づくマネジメントレビューを支援します。この支援機能においては、年度計画に基づく一次レビューの実施起案、議題単位でのレビュー結果の記録管理が可能です。さらに、一次レビューの結果として登録された議題をもとに経営者レビューの実施起案、議題単位でのレビュー結果の管理が可能であり、経営者の責任である品質方針管理の見直しに展開していくことができます。その結果、マネジメントシステムの継続的改善をより確実なものにします。
■ 不適合・是正処置管理機能
   ISO9001:2015「10.2 不適合及び是正処置」等の要求事項に対応し、各支援機能から是正・不適合の指示が可能となっており、是正処置管理ワークフローへの展開を実現しています。その結果、是正処置管理実施の確実性を向上することになり、是正処置の結果はマネジメントレビューの議題として登録が可能です。
■ 年間計画機能
   ISOマネジメントシステム維持管理全体における行事日程(マネジメントレビュー年度計画、設計年度計画、教育年度計画、内部監査年度計画、等)が集約して管理できる機能です。また、第三者監査日程等については、支援機能外行事入力機能での管理が可能となっています。
■ 内部コミュニケーション機能
   各部門からの改善提案等の内部コミュニケーションをフォーラム機能を用いて支援します。

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