ISO文書管理システムのご提案やコンサル支援などのプロフェッショナル・サービスをご提供します


  エネルギーマネジメントシステム ISO50001:DIS


   ISO50001はエネルギーマネジメントシステムの国際規格で、認証用のスペックとしても使用できるものになる予定である。
   2007年11月に米国及びブラジルからISO規格化への提案があり、2008年1月に標準化が決定。以後規格開発の会議が重ねられ、CD(委員会原案)を経て、本年3月26日にDIS(国際規格案)が発行された。来年5月には、IS(国際規格)としての発行される予定にある。
   ISO50001活用への今後の期待としては、
      「省エネルギーの一層の推進のためのエネルギー管理の補強・拡充」、
      「国際管理を統一的管理によって行うためのツールとしての活用」等がある。

ISO50001:DISの目次
序文
1. 適用範囲
2. 引用規格
3. 用語と定義
4. エネルギーマネジメントシステムの要求事項
4.1 一般要求事項
4.2 経営層の責任
4.2.1 一般
4.2.2 役割、責任及び権限
4.3 エネルギー方針
4.4 エネルギー計画
4.4.1 一般
4.4.2 法的及びその他の要求事項
4.4.3 エネルギーレビュー
4.4.4 エネルギーベースライン
4.4.5 エネルギーパフォーマンス指標
4.4.6 目的、目標及びアクションプラン
4.5 実務及び運用
4.5.1 一般
4.5.2 力量、訓練及び自覚
4.5.3 文書類
4.5.4 運用管理
4.5.5 コミュニケーション
4.5.6 計画設計
4.5.7 エネルギーサービス、製品、設備及びエネルギーの調達
4.6 パフォーマンスの点検
4.6.1 監視、測定及び解析
4.6.2 法及びその他の遵守評価
4.6.3 エネルギーマネジメントシステムの内部監査
4.6.4 不適合、修正、是正及び予防処置
4.6.5 記録の管理
4.7 マネジメントレビュー
4.7.1 マネジメントレビューへのインプット
4.7.2 マネジメントレビューからのアウトプット
附属書A,B,C

※出典: 月間アイソス6月号