リスクが顕在化した時に慌てないための情報セキュリティ対策とは何かを考えます


  情報セキュリティと法的リスク

- リスクが顕在化した時に慌てないための情報セキュリティ対策 -

   情報技術(IT)の急速な発達と普及に伴い、企業において、IT は必要不可欠なインフラとなっており、円滑な企業活動の遂行のためには適切な情報セキュリティ対策が必要になっている。
   また、近年、個人情報保護法や金融商品取引法の施行等に伴い、企業は、法令により要求される情報セキュリティ対策の実施に一層注力するようになってきている。
   企業では、情報セキュリティ対策はIT 担当部署によって推進されることが多いが、IT 担当部署は、こうした法令を遵守するための担当部署と連携した対応が求められてきている。つまり、IT担当部署は、情報セキュリティ対策を実施していくにあたり、企業の情報資産の保護等とは別の目的の法令との関係も注意する必要がある。
   例えば、情報セキュリティ対策を従業員が確実に実施することを保証するための措置を推進しようとするときには、従業員の勤労条件について一定の基準を定めた労働基準法等を遵守しなければならない。適切な方法をとらない場合には、実効ある情報セキュリティ対策を取り得なくなる可能性もある。
   上記のことから、関連する法令を遵守できていない場合には、企業にとっては大きなリスクとなるものであり、情報セキュリティ関連法律上の要求事項の整理と、それに基づいた情報セキュリティ対策の実施が急務といえる。





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